NANJ姉御
指値と成行については理解できいる方は多いかもしれませんが、意外とストップやトレイリングストップについて理解できいる方はいるのではないでしょうか?
今回を機にどのようなシステムな注文なのかを理解し、BTCFXでの戦い方の幅を広げるのに役立てましょう!!
注文の種類は大きく分けて5種類
・成行
・指値
・ストップ注文(成行・指値)
・トレイリングストップ
・利食い(成行・指値)
卍ANJ姉御
成行
成行は皆さんご存知だと思います。
数量を指定し買う売るという指示をだすと即座にすでに出ている板から約定させるという注文です。
上の画像だと買い売りを選択すれば200USD分即座に約定します。
成行注文は即座に約定するというメリットがある反面値動きが激しいときに意図しない値段で掴んでしまうリスクがあります。
またBitmexでは成行注文の場合は手数料(taker手数料)がかかってしまいますので可能であれば指値で注文するほうがおすすめです。

指値
指値は注文する値段を指定する注文です。
ここまで落ちてきたら買い注文、ここまで上がってきたら売り注文など指定し板に注文を並べます。
実際に注文する時はこんなかんじになります。
手数料(maker手数料)が有利と言うこともあり指値注文を利用している方がBitMexだとかなり多いと思います。
また注意しなくてはいけないのは指値で注文してもTaker手数料がかかってきてしまうことがあります。例えば一番低い値段の売り板の価格が1010だとしたとき1010以上買い指値を出して注文すると板を消費する側になるのでTaker手数料がかかってしまいます。
ストップ注文(成行・指値)
ストップ注文(逆指値)は主に損切りラインの設定時に使うことが多いです。その他にも利益確保とトレンド待ちのときに使う使い方もあります。
ストップ注文とは買いなら現在より高い値段、売りなら現在より低い値段のときに注文を出す方法です。
こちらについても指値と成行がありますがおすすめの使い方は、損切り時と利益確保時は成行、トレンド待ちのときは好みで使い分けです。
損切りラインの設定時です。ロング(買い)ポジションを持っているときに指値まで下がったら自動損切りします。
成行をおすすめする理由は指値の場合急激な値動き時に約定せずにそのまま置いてかれてしまい大きな損出を生む危険性があるためです。
卍ANJ姉御
利益確保のために使う場合もあります。
含み益に入ったけど、まだ上がりそうだしここで利確しるか悩むというときに使います。上がればそのまま利益拡大下がれば自動で利確されます。
こちらも上と同じく利確ができず置いてかれてしまう可能性があるので成行がおすすめです。
あんまり私は使いませんがこのようにトレンドまちの時に使う方もいます。
画像に記載していますが指値は約定しないリスク、成行は思わぬ値段で掴むリスクがあります。メリットデメリットを理解し使い分ける必要があります。
トレイリングストップ
トレイリングストップとは高値安値に合わせて、逆指値注文を自動修正する注文方法です。
トレイリングストップの使い方としては逆指値と同様利益拡大、もしくは急落暴騰時の反発狙い(最近急な値動きのときに注文が通らない事が多いので今回は紹介しません)です。
※トリガーとは注文を発動することです。
こちらは利益拡大と利益確保の狙いのときの使い方です。最高値が更新されるたびにトリガー価格(利確値段)も更新されます。
損小利大を実現にするのには有効な使い方ですね。
トレイリングストップのデメリットとしては成行注文しかできないため手数料かかってしまうことです。デメリットも理解し有効に使いましょう。
利食い(成行・指値)
利食い注文は私はあまり使いませんが利確専用注文となります。
いくらになったら利確注文を自動で出すという注文方法です。
ロングポジション持っている場合、画像の数字で売りで注文すると価格が990になったら利確用売り板を1000に出すということになります。
もし1000に届かなかったら約定しませんので、すぐに利確したいなら成行を使いますが明確な利確ラインが決まっているなら利食い注文ではなく、指値注文を出しておくほうが手数料がかからないためおすすめですかね。
卍ANJ姉御
まとめ
・成行⇨すぐ約定。手数料かかる
・指値⇨約定値段決め打ち。Makerなら手数料はマイナスだから受け取れる
・ストップ注文⇨損切り、利益拡大と確保、トレンド待ちの時に使う
・トレイリングストップ⇨利益拡大と確保、反発狙いのとき使う
・利食い⇨利確専用、指値と違ってその価格になったら注文がでるから板に表示されないというのがメリット
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